『目線と呼吸』
連日、猛暑が続き夏バテ気味という方も、今週末から夏休みの方が多くいらっしゃるかもしれませんね。
あともう少し踏ん張っていきましょう。そして、連休前で楽しみにしている予定を前に心がそわそわしてきたり、
連休前に仕事を終わらせなくてはという思いから、焦りや不安が生まれてきたり、
この暑さで何もかもやる気がなくなり、心が散漫になってきたり、
何かと集中力を乱される時期ではないかと思います。
そういうわけで、
今週は集中力をテーマにクラスをしています。
ヨガでは、5感覚(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)によって入る情報により思考が生まれ、心をかき乱すという風に考えられています。
そもそも、ヨガの目的は心を不動のものとする事です。
それは、そうたやすい事ではありませんが、情報が多ければ多いほど心はかき乱せれていくものなので
何かひとつの対象に集中し、余分な情報をシャットアウトすることで、思考が生まれにくくなると考えています。
クラス中にポーズをとっているときでもいろいろな思考や感情が生まれてくると思います。
「自分のポーズはちゃんと取れているのか?」と不安になったり・・・・
「となりの人ができているか?」と周りと比較してみたり・・・・
先の事や、過去の事など今の瞬間とは関係の無い事を考えていたり・・・・・
そのどれもが、集中できていない状態です。
そうすると、本来心地の良いポーズなはずなのに、身体に痛みや苦しみが生まれてきたり、
呼吸が苦しくなってきたりと苦痛に満ちたものになってしまいがちです。
では、ポーズを取っているときに何を集中の対象にするべきか?ということですが、
『目線と呼吸』に集中してみる事をおすすめします。
たかだか目線と思いがちですが、目線を変えるだけでもポーズは深まっていけるし、逆にミスアライメントにもなっていきます。
猫背になりやす方は目線が以外に下がりがちな癖があるし、
腰を反りやすい方は、見た目の形にとらわれすぎ、必要以上に目線を上げる癖があったりする事が多くあります。
一点に目線をさだめ、呼吸に集中していくことで、内観力(自分を見る力)は上がります。
外側ではなく、内側に意識をむけるためにぜひ意識してみてください。
集中してポーズをとってみると、暑さや必要ない思考や感情からも解放されていくぐらいの心地の良さを感じられるかもしれませんよ。
トリニティはまぞうブログより引用
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